日よけ暖簾
日よけ暖簾の仕様・生地
日よけ暖簾の仕様
1.サイズ
様々なサイズにご対応いたします
とびら一枚分のスペースに設置する場合の目安は横寸が75~100cm、縦寸が170cm~200cmです。
大きいものでは横寸が250cm以上のものもあります。
軒、雨どいとの関係もありますので、設置場所に見合ったサイズがわからない場合はご相談ください。
2.仕立て
「チチ仕立て」と「袋仕立て」の2種類
「チチ仕立て」:暖簾の上部に竿を通す「チチ」と呼ばれる輪を縫いつける仕立て
「袋仕立て」:暖簾上部を筒状に縫い合わせる仕立て
チチ仕立ては男性的なデザイン、袋仕立ては女性的なデザインに合うとされています。
【チチ仕立て】
【袋仕立て】
3.防炎加工
商業施設内用の防炎加工ができます
防炎加工を施した暖簾の製作が可能です。ショッピングセンターやデパートなどの商業施設や旅館など、消防の点検が入る建物の場合、暖簾には防炎加工が必要になります。
※ 防炎加工を施した暖簾には、裏面上部右端に右の証明のシールを添付してお納めします。
備品について
◆ 暖簾棒
日よけ暖簾の棒は通常の暖簾に比べ、少し太めのものを使用することが多いです。
材質は竹が多いですが、ステンレスポールを使用する場合もあります。
当店では竹の暖簾棒をご用意します。
◆ 重石
日よけ暖簾の下部は重石で固定します。当店では、自然石(ネットで加工したもの)とコンクリートブロックをご用意できます。
※ 店舗施工業者様に石を加工してご用意してもらうお客様も多いです。
日よけ暖簾の生地
綿、または、麻の生地を使います。
秋冬は厚地の綿、春夏は麻を使うことが多いです。
生地の選び方
お客様のご要望に合わせ、3~5種のお勧めの生地を選び、生地見本をお送りいたします。実際に見て、触ってお選びいただけます。
生地のことがよくわからないという場合はご相談ください。
日焼けと色落ちについて
日中の屋外で使用する日よけ暖簾は色落ちが早いという弱点があります。
直射日光に当たる衣類やカーテンを想像してみればよいと思います。
以下は、長く使うためのポイントです。
◆ 日光堅牢度抜群のベンガラ染と重ね黒染
ベンガラ染と重ね黒染は、日光堅牢度が抜群に高く、日差しに対する色落ちがほとんどありません。10年以上使える品物です。
ベンガラ染は赤茶、茶、こげ茶といった茶系の色しか出すことはできませんが、和の雰囲気を出すには最適の染色方法と言えます。
◆ UVカット&防水スプレーの使用
市販のUVカットスプレーは暖簾の色落ち防止にも役立ちます。月に一度や雨の後にご使用になると長く使えます。当店でご用意することもできます。
※ 印刷の日よけ暖簾はインクをシートに付着させている状態ため、日光に対する色落ちに強いです。
色落ちがしない一方、使用感や和の雰囲気はあまりでません。こちらも取扱いがあります。
詳細はお問い合わせください。